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2021/06/06 18:38
過ぎゆく一瞬を瓶に閉じ込める。
マルシェで スグリ(グズベリー)を見つけました。初夏だけの貴重な果実です。宝石のようにキラキラしていて見ているだけでうっとりしてそして食欲を刺激します。
せっかく手に入れたスグリはすぐに実の先端に残っている花芽を取り除き、きれいに洗ってジャムへと変身させましょう。
ジャム作りにはset-list-tokyoで取り扱い中の木製のスクーパーがとっても使いやすい。
しっかり準備をしておきます。
今回買い求めたスグリは
*450gほど
*砂糖150g
ほどで調整しながらゆっくりと煮てみるとしましょう。
甘酸っぱい香りが部屋中に広がります。
琺瑯の鍋にすぐりと砂糖を入れて弱火にかけます。水を少々入れても良さそうですが、私は砂糖のみ。とあれば、焦げ付きに気をつけないといけないから、最初はゆっくりとスクーパーで混ぜ合わせて水分が出てくるのを待ちます。キラキラしていた果実に砂糖が纏い、一層鮮やかな緑色へと変化していきます。この美しい瞬間がジャム作りの楽しいひと時。
水分が飛びとろみがつき始めてきたら、火を止める瞬間を逃さぬように注意!
火を止めたら、煮沸しておいた瓶に熱いうちに詰めましょう。蓋をしっかり閉めたら出来上がり。
鍋に少し残った分はポークソテーのソースにしようかしらと目論むのである。
日曜日の昼下がり、季節の果実をジャムにしてみる。幸せの香りに包まれて、梅雨のお天気のようなモヤッとした気分もあっという間に砂糖の鍋の中に消えていくのでした。